FF6 パーティー

 行動を共にできるパーティの数は4人。本作では『FFII』『FFIV』同様に、4人以上のプレイヤーキャラクターが登場するが、これまでのシリーズと違い本作は「特定の主人公を擁さない群像劇」として描かれている。前半では各登場人物ごとにそれぞれ並行してストーリーが展開され、後半ではその登場人物が一同に会し、どの4人を連れてゲームを進めるか自由に選ぶことができるようになる。システム上、メインキャラクターのうちストーリー途中でゲームから完全に離脱するキャラクターは発生しない。このようなプレイヤーが自由に仲間の入れ替えを可能とするシステムは後のシリーズ作品にも継承されていった。

使用できるコマンドアビリティ、装備できるアイテム、レベルアップ時の能力値上昇の傾向はキャラごとに固定されており、後述する習得魔法以外のキャラ育成の自由度は薄めである。

メニュー画面のキャラクターアイコンは天野喜孝のイラストをドット化したものである。